当時のお教室の記録です
ティートリー
クンクンクン・・・香りを嗅ぐと
日本昔話のような背景で・・・
山伏の男性が村のお地蔵様を背負って、魂の入れなおしの為に山寺に向かっている。
お地蔵様は重たくて、一歩ずつゆっくりと、踏みしめながら・・・
最近の村には災いが多く、村の人は原因をお地蔵さんの力が弱ったからではないかと、山伏に魂入れなおしを依頼した。
でも、山伏は気付いていた。
お地蔵さんが悪いのではない。
災いが多くなったのは、村人がお地蔵さん等の見えない力を信じる力が弱ったからだと。
(山伏が幼い頃、ガキ大将にいじめられた時、いつも顔を上げるとお地蔵さんが包んでくれていた事を山伏は今でもとても感謝していたから・・・)
山寺に着くと、頼りの和尚さんは高齢だった為、指導を受けながら山伏は自分で新しくお地蔵さんを彫る。
10年かかったが、お地蔵さんは出来上がり、村へ戻る。
戻るとお地蔵さんの件を知っている村人は少なくなり、残してきた妻は病気でなくなっていた。
山伏は妻には大変申し訳ない気持ち。
でも、自分の行った事には満足していた。
山伏なりの信念が、静かに貫かれた結果だった。
本当に大切なのは、お地蔵さんのような物体ではなく、自分の行いが賞賛される事でもなく、心のあり方。
ただ、自分だけでなく、この感覚をもっと色んな人と共有出来たらもっと幸せだったな・・・という気持ちを残して、山伏はこの世を去った。
というイメージでした
1週間、積極的に使ってみて、以前から手元にあった香りなのに、このイメージが出てきた後、心と体への沁みこみ方は倍以上になりました。
もう少しはっきりした方がいい感じがして、titaniaさんに解釈をサポートして頂いて、今に至ります^-^
ママ2ヶ月の私は、色んな方の意見をどのように解釈すればいいか、右往左往する事がまだまだ多いです
だから、目の前の現象に、自分の心を曇らせて対応する事も多い状態です。
でも、この山伏は静かに自分の想いを遂げました。
10年という歳月が、自分の行いを忘れさせていたにも関わらず、腹を立てるわけでもなく、後悔するわけでもなく・・・
私もこの山伏のように、育児においても本当に大切にしたい事は何だろう・・・と、自分の心を彫りながら・・・
静かに、柔軟に、どんな風にも自然になびく柳の木のように、一筋の穏やかな光を一本通して日々過ごして生きたいな・・・と思います
そして、この感覚を共有できる仲間が増えたら、もっと私も幸せなんだと思います
日々、練習
2人目、3人目の時はもっと穏やかな育児が出来ますように・・・